身体の具合も良くなり、
自宅治療によって自分でも治療ができるようになったために、非常に回復が速かった。

こうした例は極めて稀で、
この方は体質的にも恵まれておられた。

自律神経失調と、それから生じる呼吸不整脈が、
認められるのだが、

副腎機能低下が少なくホルモン障害も
さほど発生していないために、
回復経過が速かった。

これまでに精神安定剤、抗うつ剤、催眠剤など
いろいろと試みてきたそうだ。

相談票に自分で記入された二重丸の事項には、
よく夢を見る、顔がほてる、眠れない、

取り越し苦労、疲れやすい、イライラする、
吐き気がする、遠い所へ行くと不安、頻尿、

つまらないことばかり考える、
身体が弱いので情けない、朝起きられない、

理由なく不安になる、恐しい考えが浮んでくる
とあったが、回復後では、

まるで憶えのない夢のようだと言っておられた。
自律神経失調症432頁




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